親父と娘〜心臓移植を越えて乾杯へ〜

同じ心臓病の娘と親父。娘の移植を乗り越え乾杯を目指す。娘を守るかっこいい親父でありたい。

10月

 

移植待機575日目です。

次女は今日も巡り合わせを待ちます。

 

 

昨日妻と付き添いを交代して帰宅し、

今日は長女の運動会でした。

コロナが多少落ち着いてきたからか保護者2名まで参加OKでしたが、うちは親父だけ。

友達が両親揃って来てくれているのを見て、「パパとママだー」と少し羨ましそうにつぶやく長女を目にして切なくなりつつ、それでも頑張ってる姿をしっかり見届けました。

 

そして見事、20m走で1位!

ダンスでも1番目立つぐらい(ただの親父フィルター)元気よく踊っていました!!

親子競技も楽しく走り抜けました。

めちゃくちゃ可愛かった。。

 

初めての運動会、こんな家庭環境ではあるけど長女にとって思い出になっていてほしい。

来年はパパママ次女で応援に来るぞ〜!

 

 

そして10月は厚労省が「臓器移植普及推進月間」と位置づけています。

最初の臓器移植法が制定された月であるためです。

複数地域で臓器移植についての啓発イベントが実施されます。

 

タイミングは偶然ですが、私も今2つのことに挑戦しています。

たかが一個人にできることなど意味は小さいかもしれませんが、全くの無意味ではないはずと思って取り組んでいます。

 

臓器提供数の少なさから、日本では移植待機者が1週間に8人亡くなっている計算になります。

本当に移植で救うのが難しい国。

何か転機がないと、ずっとこのままです。