親父と娘〜心臓移植を越えて乾杯へ〜

同じ心臓病の娘と親父。娘の移植を乗り越え乾杯を目指す。娘を守るかっこいい親父でありたい。

夢と現実

 

先日、自宅で一緒に寝ていた長女が夜中に突然起きました。

 

妹とママが家に帰ってきた夢を見てびっくりしたそうです。

 

その後しばらく起きていたので、妹が本当に帰ってきた時にしてあげたい事を聞いてみると、

手を洗ってヨシヨシしてあげる!

とお姉ちゃんらしい言葉をくれました。

 

もしかすると長女にとって2022年の初夢かもしれません。

元気をくれる夢を教えてくれてありがたい!

 

 

 

しかしまあ現実はまだまだ厳しい。

 

コロナが落ち着いてきて、病院の面会禁止が緩和されたり、付き添う親が病院近くのスーパーへ行くことが許されるぐらいの前進はそろそろあるかなーと少し期待していましたが、オミクロン株の流行で残念ながら難しい。

実際に緩和され始めていた他の病院でも、制限が再び厳しくなっているようです。

 

去年の夏のように移植手術をストップするほどの病床不足になるんじゃないかという不安もあります。

感染拡大に歯止めがかかりますように。

 

 

1歳になった次女は、久しぶりにママと交代してやってきた親父と過ごしてくれています。

 

しかしここ数日間また体調を崩し気味です。

 

尿がコーラのように赤黒く、血尿だと思っていましたが、検査すると血尿ではなくバラバラになったヘモグロビンでした。

溶血という状態で、何かの原因で赤血球が破壊されていました。

 

主治医いわく、今のところ原因は補助人工心臓のポンプ部分の劣化または不備によるものと考えられ、ポンプの交換で解決する見通しです。

過去に日本国内で2例、海外で19例ほど、同じ人工心臓による溶血発生の報告があったそうです。

交換で解決してくれますように。

 

考えたくはないですが、人工心臓によるものでなかった場合は、別の病気(自己免疫で赤血球を破壊してしまう難病など)が原因として考えられると他の医師に言われました。

こっちはハズレであれ。

心臓だけで手いっぱいだよ。

 

次から次へと壁をつくってくるのは何者なんでしょう。。

 

次女本人は自覚がないのか機嫌よく過ごしてくれているので、大丈夫だと、信じます。

 

 

 

長女が見た夢の実現に向けて頑張ります。

頑張るしかないです。

 

 

 

そういえば、アメリカで豚から人間へ心臓移植をしたニュースが話題になっています。

拒絶反応が起きないように遺伝子操作して移植するという技術、本当にすごいことです。

 

そしてテレビの報道で、そのニュースに関連して日本国内のドナー不足についても少しだけ触れてくれていました。

少しでも目を向ける機会になってほしいです。

 

 

さて、早起きした次女と遊びます!