親父と娘〜心臓移植を越えて乾杯へ〜

同じ心臓病の娘と親父。娘の移植を乗り越え乾杯を目指す。娘を守るかっこいい親父でありたい。

色々

 

移植待機848日目。

次女は今日も巡りあわせを待ちます。

 

 

言葉が急激に増えてきました。

アンパンマン!!

おかあさん!!

おみそしる!!

 

親の言葉を瞬時に真似することも多く、びっくりさせられます。

 

おやすみ〜と言い合えるのが嬉しいです。


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ただ、元気ではありますが絶好調とはいかず。

 

ここ1週間ほど、突然の嘔吐があります。

レントゲンなどでも原因は分からず。

吐けるものがない状態で何度も吐くため胃液ばかり出ます。

 

点滴を入れ、飲食はストップしたり再開したり、様子を見ながら判断をしてもらっています。

 

以前から多かった貧血状態もつづいており、前回の輸血から1ヶ月しか経っていないのにまたヘモグロビン数値が下がってきています。

 

何事もないだけで良いのに、それさえも難しい。

 

 

 

最近、移植についての報道が続いています。

 

・2023年の国内移植件数が例年よりも増えて過去最多となるペース

https://www.yomiuri.co.jp/national/20230525-OYT1T50088/

 

・7月より、脳死を強く疑われる患者の数、および家族へ臓器提供の機会があることの説明をした件数を、病院からJOT(日本臓器移植ネットワーク)へ報告する新制度の試験運用を行う

https://nordot.app/1045307954194759776

 

・臓器提供に対応できない病院から、対応できる病院への転院を試行

https://news.yahoo.co.jp/articles/878995cb119ddfeda7d44a0a375655051905b8e8

 

3つ目のニュース内に

脳死状態となった患者に対し臓器提供に必要な脳死判定ができない場合、」

とあるように、今の日本の制度では「脳死状態」となっても「脳死判定」ができないという矛盾のようなケースがあります。

 

日本の制度:臓器提供をする場合のみ脳死判定する

 

脳死判定されないケース

・臓器提供をしないという意思がある場合

→これは個人がもつ当然の権利なので、尊重されるべきです。

・臓器提供の意思はあるが、対応できない病院であった場合

→国内で高度医療を行える大学病院など(5類型施設)約900施設の内、臓器提供へ対応可能と認定されている施設は半数の約450ほど。認定されていても実際に対応できる施設はもっと少ないとも言われています。

この2つ目のケースを解決するために、対応施設への転院を試行するようです。

 

待機患者の家族としては、動向に注目していきたいと思います。

 

 

 

吐いたり色々あるけど、

次女の笑顔が明日もつづきますように!

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