親父と娘〜心臓移植を越えて乾杯へ〜

同じ心臓病の娘と親父。娘の移植を乗り越え乾杯を目指す。娘を守るかっこいい親父でありたい。

次女の日課

 

人工心臓を着けている次女には、ポンプチェックと消毒という大切な日課があります。

 

 

人工心臓のポンプには、本人の心臓から伸びた2本の管がつながっています。

片方の管から送られてきた血液を、ポンプ内で空気圧によって他方の管に送り、血液を循環させることで心臓の役割を代替しています。

 

しかしこのポンプ内では血栓が生じやすく、万が一大きな血栓が生じてそれが体内へ移動すると、脳梗塞などの原因になります。

 

そのため血栓ができていないか毎日ポンプをチェックすることは必須です。

次女はこの1年、時折小さな血栓が見つかることはありますが幸い今のところ安全な状態です。

 

 

また、先ほど述べた心臓から伸びている2本の管はお腹から体外へ出てきている状態のため、その刺入口は常に細菌感染の危険に晒されています。

 

そのため、刺入口を毎日消毒して細菌から守ることも必須です。

 

この刺入口の傷は大きいため、膿んでしまったり細菌を防ぎきれなかったりすることが多い部分ですが、次女は現在までここのトラブルは起こらないまま進んでくることができました!

医師から歴代ナンバー1の綺麗さと言ってもらえています。

こんなに毎日暴れてるのに!笑

すごいぞー!

 

 

普段はこの刺入口とポンプを守るためにお腹と足を固定していますが、最近は解放して自由を満喫する時間をとっています。

親は目が離せないですが、本人は解放された瞬間から楽しそうに動きまわります。

 

また、最近食事に加えて3時におやつを食べる日課も増えました。

ご飯もおやつもミルクもゆっくりなので、1日中飲み食いしてるような感覚です。

ちょっと羨ましいぞ。

摂取したエネルギーを使いまくりながら遊んで動く次女には元気をもらっています。

 

 

親父は、明日の昼まで24時間心電図をとって不整脈が出ていないか検査中です。

親父も頑張ります!