親父と娘〜心臓移植を越えて乾杯へ〜

同じ心臓病の娘と親父。娘の移植を乗り越え乾杯を目指す。娘を守るかっこいい親父でありたい。

感染

 

次女の発熱原因は、菌への感染でした。

 

皮膚などに存在する菌が、点滴の刺入口から入ってしまった可能性があるそうです。

大して強い菌ではないですが、溶血している状態であることや、免疫が弱い状態であることが災いして少し悪さをしていたようです。

 

溶血を乗り越えたかと思いきや。。

近くにいながら頑張れしか言ってあげられないけど頑張れ!

 

 

そして次女は今回もまた頑張ってくれたようで、今日から熱が下がって機嫌も良くなってきました。

再度発熱したりせずこのままなら経過観察だけで大丈夫との事でホッとしました。

 

ほんとに次女はよくやってると思います。

 

 

移植待機をしている次女には、例え弱い菌でも感染を避けたい事情があります。

 

それは、菌に感染している期間は、もしドナーの方との巡りあわせがあったとしても移植をすることができないからです。

 

感染で体調を崩してしまうこと自体も避けたいですが、そこからの回復を目指している間に、奇跡に近い確率の巡りあわせがあったとしてもそれを断るしかないというのは絶望感が半端じゃないです。

 

1度目すら奇跡で、その次があるなんて現実的には到底思えないのがこの国の移植事情です。

 

 

移植は「命のバトン」とも言われています。

 

いつでもバトンを受け取れるように万全な状態で次女にはいてほしいです。

そのために自分自身が感染しない、次女を感染させない。

これを守らなければ。