親父と娘〜心臓移植を越えて乾杯へ〜

同じ心臓病の娘と親父。娘の移植を乗り越え乾杯を目指す。娘を守るかっこいい親父でありたい。

700日目

移植待機700日目。

次女は今日も巡り合わせを待ちます。

 

 

いま短期間だけ付き添いを交代して私が次女の病室にいます。

夫婦お互いに、少しでも気分転換しないと続きません。

ずっと病室で付き添っている妻は心身とも疲労がたまる一方だろうし、仕事に戻っている私も次女のことが頭をよぎるし良い意味でも悪い意味でもいつ病院から連絡がくるか分からないという緊張感があります。

 

 

1ヶ月とちょっとぶりに再会した次女は、嬉しいことに徐々に状態は良くなってきており、ご機嫌で親父と遊んでくれています。

 

以前に増して、次女のいろんなところが長女に似てきたことを感じます。

笑いのツボ(親父の変顔とか)、真似されるのが好きでいろんなポーズをとって真似を促してくるところ、こちょこちょされるの好きなところ、パプリカ踊るの好き(しかも上手い!)なところなど!

何気ない行動をちょっとふざけてみせるとゲラゲラ笑ってくれたり、目が合ったときに急にお互いの真似が始まっていろんなポーズをしたり、という流れが長女といるときと全く同じでびっくりしています。

パプリカダンスの上手さも2歳当時の長女と比べてあと一歩で互角までいけそう!

姉妹が一緒にいられたら、さらに似てたのかなー

 

あと数日、いっぱい遊んで過ごすぞー


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最近NHKで「病院ラジオ」という番組がありました。

サンドウィッチマンが各地の病院内で即席スタジオを作り、患者や家族をゲストに招いて話を聞くという番組です。

不定期で放送されていますが、最近あった回では長野県立こども病院が舞台でした。

その中で、心臓移植を待っていた4歳の娘さんを亡くされたママさんの話があり、大変苦しい胸中を語られていました。

また他にも多くの子供たちが出演し、病気と闘いながらも気さくにサンドウィッチマンと話す姿と言葉にやられました。

どの子も、闘病の中で自分の人生と本気で向き合っていると感じました。自分が同じ歳のころ、将来のことをこんなにしっかり考えて語ることなど絶対にできませんでした。

 

 

そして2月7日放送の「世界仰天ニュース」で心臓移植に関する話が流れます。

次女や私と同じ拡張型心筋症を患い、補助人工心臓を着けて数年待機し、国内で心臓移植を受けた元高校教員の30代男性の話です。

私もその方と時々やり取りをしていて、経験談から学ばせていただいています。

https://youtu.be/xMwGEjOWWsg

お時間ある方はぜひ。